建て主のミカタ

土地の相場(値段)を知る3つの方法

土地の相場を調べるならこの3つ


土地の値段(地価)はさまざまな要因で形成されています。

たとえば、都心からの距離や鉄道沿線のイメージ、最寄駅からの距離、住環境、利便性など。さらに、実際の土地の値段は地形*や道路付け、日当たりなど、個々の要因でも大きく変わってきます。

そこで頼りになるのが、公示価格、相続税路線価、そして土地総合情報システム(不動産取引価格情報)です。これらを利用すれば、候補にあげている土地のおおよその相場を知ることができます。

(1)公示価格【国土交通省のWEBサイト】
公示価格とは地価公示法に基づいて、国土交通省が公表している土地価格の基準値をいいます。公示価格は土地価格の目安となる数値を開示し、土地取引を公平、かつ円滑にする目的があります。国土交通省の「土地鑑定委員会」が、全国の都市計画区域内に標準地を設定して、毎年1月1日時点の土地の価格を鑑定・審査し、3月下旬~4月初旬に発表しています。また国土交通省以外にも、各都道府県が毎年7月1日時点の標準価格を「都道府県基準地標準価格」として発表しています。

(2)相続税路線価【国税庁のWEBサイト、または税務署の路線価図】
路線価とは宅地の評価額の基準となる価格で、道路に面する標準的な宅地の1平方メートル当たりの価格をいいます。路線価には国税庁が発表し、相続税・贈与税の算定基準となる財産評価基準書の相続税路線価と、市町村が発表し、固定資産税・不動産取得税などの課税に使用する固定資産税路線価があります。相続税路線価は国土交通省の土地鑑定委員会が公示する地価公示価格の8割程度、固定資産税路線価は7割程度に評価されています。路線価は公示価格とは異なり、道路ごとの微妙な差も値段に反映されています。

(3)土地総合情報システム【国土交通省のWEBサイト】
不動産市場の透明性・信頼性を高めるとともに、不動産取引の円滑化・活性化を図るために、平成18年4月より不動産取引当事者へのアンケート調査に基づいて、実際の不動産取引価格に関する情報を四半期毎に提供しています。

なお、ネットやチラシなどで見つけた土地の値段が、周辺相場より明らかに安い場合は注意が必要です。安い土地には安いなりの理由(欠点)がありますから、値段だけで決めることは避けなければなりません。

*地形「じがた」とは土地の形や傾斜など、土地の状態のこと

土地選びで知っておきたい8つのポイント