建て主のミカタ

大手だから安心だと思って…

「大手だから安心」というのはイメージです。
毎年数十万件も建築技術上の問題がある建物が建てられていると推測されている中、国民生活センターに寄せられる相談件数上位10社は誰でも名前を知っている有名な会社です。
欠陥住宅を生み出す割合はそのシェアに応じていて、大手と中小零細企業の差はありません。

住宅トラブル・欠陥住宅の原因のひとつに「丸投げ」があります。
丸投げとは、仕事を請け負った業者(元請け)が手数料だけを取って、そのまま他の業者(下請け)に作業を行わせることです。

ハウスメーカーは代表的な住宅業者ですが、自社に施工部門を持っていないので、下請け業者に工事を丸投げしていることになります。
手数料を取られた下請け業者は、少しでも利益を出すために、材料の質を落としたり手間を省きたがります。その結果、質の低い住宅が大量に建てられてしまいます。
この丸投げは元請けの利益になるだけのもので、住宅トラブルの原因の第一位です。
大手を含めて、多くの業者が建て主のわからないところで丸投げを行っているのが現状なのです。
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